中学・高等学校-中高一貫6年制- 進路

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卒業生のコメント(2019)

1期生(平成21年度卒)南 友花(山口大学 医学部医学科卒業・横浜南共済病院病院勤務)

 私はこの春初期研修医としての2年間のローテート期間を終え、横浜市の病院で麻酔科の道を歩み始めました。
 慶進を卒業して9年が経ちましたが、今でも慶進で出会った友人とは連絡を取り合い年に数回ほど会っています。同じ分野に進んでいる大学の友人とは違い慶進の友人は様々な分野で頑張っているので、そんな友人たちの話を聞くと視野が広がり刺激を受けることが多く、自身の活力源の一つとなっています。そんな友人たちと時々慶進に遊びに行くことがありますが私立は先生方がほとんど変わらずいらっしゃるので、今でもお世話になった先生方にお会いし懐かしい話や近況報告ができるのは嬉しいです。最近遊びに行ったときにも先生方がまだ名前を覚えていてくださったことにはとても驚きました。
 振り返ってみると慶進で過ごした6年間は人との出会いに恵まれた時間でした。私にとって今でも大事な友人たちに出会えて慶進を選んで良かったと心から思っています。

1期生(平成21年度卒)竹永 知弘(神戸大学 文学部卒業・日本学術振興会 特別研究員)

 ぼくは現在、神戸大学人文学研究科に在籍しながら、日本学術振興会特別研究員として日本現代文学について研究しています。わかりやすく言えば、本や小説を読むのが好きで、その面白さをより多くの人に伝えようと毎日勉強しているということです。というと、もともと勉強が好きな人間だと思われそうですが、実はそうではありません。学ぶことの楽しさを少しずつ理解し、自主的に勉強するようになったのは、慶進中学・高等学校で過ごした6年間のだいぶ後半のことです。ぼくは長い間、勉強しないといけないなと思いながら、どうもやる気になれずモヤモヤと日々を過ごしていました(とくに英語と数学が苦手でしたね)。変わるきっかけは、尊敬できる先生との出会いでした。わかりやすいほどに、良い出会いは人を変えるものです。そして、どの教科にもそれぞれの魅力があって、勉強のコツがあるのだということがわかってくるうちに、勉強することが不思議とどんどん好きになっていったのです。慶進は進学校の部類に入るのでしょうが、ぼくの例を考えると、これから入学される方が必ずしも今勉強好きじゃなきゃいけないということはないのかもしれません。慶進は学ぶことの楽しさに気づかせてくれる環境です。勉強嫌いだったぼくが今でも勉強し続けているのが、そのなによりの証拠ではないでしょうか。

2期生(平成22年度卒)一柳 萌(千葉大学 工学部デザイン学科卒業・特許庁勤務)

 私は大学卒業後、グラフィックデザイナーとして就職し、2018年に現職の意匠審査官へと転職しました。
 みなさんが今後向き合う進路選択をはじめ、人生は、あらゆるシーンで、多岐にわたる選択肢から何かを選び取ることの連続です。私は既に転職経験がありますし、慶進に通う6年間の中でも、部活選びや文理選択をはじめ、そもそも大学に進学するか?という観点でも迷った経験があります。都度迷い、選び取らなかった選択肢も多々ある中、私には決断を後悔した選択はありません。それは、常に自分が素直にやりたいと思うことを選び、邁進してきたためです。みなさんの中には、今後一度進んだ道について再考する方もいるかもしれませんが、別の道に進みたいと思うことは、決して決断ミスや一度選んだものの否定ではありません。ひとつの景色を見たからこそ、別のそれも魅力的に見えるのだと思います。ぜひ、何にもとらわれず、先のことも憂慮しすぎずに、今自分が素直にやりたいと思うことを選び、まっすぐに突っ走ってください。そして自由な選択のためには、進みたい道に進む力や自分の決断に責任を持つ力も必要になってきます。私がこういった力の一端を与えてくれる方や決断を後押ししてくれる方、迷いくじけそうな時に支えてくれる友人を得たのは、他でもないこの場所だと思っています。

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